過去世を知ることの意味

「今を生きる」ということと「過去世を知る」ということは、一見つながりがないように思えるかもしれません。

けれど、私にとって過去世を見ることは「自分を深く知るための手がかり」です。
私のセッションでは、初めから多くの情報を伺う必要はありません。
大切なのは、その方が「何を知りたいのか」という一点です。
その“知りたい”という思いの強さが、セッションの深さを決めます。

そして、もう一つ重要なのが「質問力」です。質問力は、求める力の強さに比例します
「求めれば与えられる。だから、求めてください。」
これは、私がマスターから何度も伝えられてきた言葉です。
ただし、ここでいう“求める”とは、物質的なものを手に入れることではありません。
昔、物質的な豊かさばかりを求めていた人がいました。
私はその人に求めるままにセッションもそして物質的にも援助していました。
彼女はいつも苦労の話をしていたので、彼女の周囲も自然と彼女のために援助していました。
当時はそれが正しいと思っていたのですが、その人にマスターはこう伝えました。
「与えてください。与えたら、与えられます。」
けれどその人は“求めること”に意識が向いていたため、実際に“与えられる”状況にはならなかったのです。
人から与えられる現実に満足してしまっていたからです。

しかし「真理」を求めるときは違います。
真理を強く求める人には、必ずそれが与えられます。
マスターは、常に私たちへ“答えを導きたい”と願っているからです。
だからこそ、心から求めると、自然にアンテナが立ち、
その導きを素直に受け取れるようになります。

――少し話がそれましたが、過去世を見ていくと、その人が生まれ持った能力や学ぶべき課題が見えてきます。
過去世は数多くあり、そのどれもが次の人生に課題を引き継ぐとは限りません。
どの人生の側面が今に現れるかは人それぞれです。

時には「休息の人生」を経験していることもあります。(このお話はまた別の機会に。)

また、過去に選んだ職業を今世でも再び選んでいることがあります。
時代が変わることで、同じ職業であっても、より進化した形で表れているのです。
過去世で成し遂げたこと、あるいは成し遂げられなかったこと―
それらは魂の学びとして、今世にも影響しています。

私自身もいくつかの過去世を通して、今の仕事の意味と目的を知りました。
過去世では理不尽さへの怒り、忍耐の足りなさ、信仰心などを体験してきました。
そのため、今世でも「忍耐」を学ぶ機会が多く与えられているのです。そして怒りは自分自身の心身を攻撃しました。一人の方に対して複数回セッションを重ねていくと、
次第にその人の人生の全体像が明確になり、
創造の偉大さを実感します。

このメルマガを読んでくださっている皆さまにも、
少しでも気づきや共感が届けば嬉しく思います。
私たちは、常に進化しています。
だからこそ、どうか「求めること」を忘れないでください。
マスターの願いと私たちの意識がつながったとき、
まるで奇跡のように背中を押されるような体験が訪れます。
今、マスターは私たちが自分を知るためのピースを
あちらこちらにそっと用意してくださっています。
心から感謝を込めて――ありがとうございます。

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