
私がつながっている高次元の存在は、ある時はビジョンで、ある時は感覚で、
またある時は言葉や物語、たとえ話のかたちで、私に教えてくれます。
この世界は本当に不思議です。
どの物語も、最後まで展開を予想できません。
先を見ながら、「そうなるのか」と私自身が気づかされることばかりです。
それをもとに絵本を作り始めました。
この物語が生まれたきっかけは、ある日の出来事です。
私と母が大喧嘩をしたのです。
私は怒りのあまり、母に心ない言葉をぶつけてしまいました。
そのあと、自分の感情を癒すためにセッションをしました。
見えたビジョンは以下のものです。
一人で海岸を歩いていると、そこに“石の妖精”が現れました。
すると、昼間の喧嘩で私が投げた「言葉たち」が、
石の姿となって私のほうへ飛んできたのです。
それらは冷たく、嫌な感触のする石でした。
私は胸が痛みました。
すると妖精が言いました。
「それは、あなたが母に投げたことばの石だよ。」
ふと見ると、向こうのほうに光り輝く石たちがありました。
それらは、やさしく心地よい「言葉の石」たちでした。
この出来事を、マスターは物語というかたちで私に見せてくれたのです。
これまでも、こうした物語やたとえ話を通して、多くの気づきを与えてくれました。
もし言葉だけで伝えられていたら、きっと説教のように感じてしまったかもしれません。
でも、物語としてやさしく見せてくれるからこそ、心にすっと入ってくるのです。
本当にマスターはすごい存在だと感じます。
セッションをしていると、誰の中にも、こうした“見えない導き”や“守られている存在”がいるのだと、
いつも実感します。
すべての人にそんな存在がいることを、日々見せてもらいます。