以前セッションで、このような質問をしたことがあります。
『魂が喜ぶ能力とは何ですか？』
皆、生まれてくるときにそれぞれが課題をもってきています。そして、深いところでは私たちは
その課題をこの人生でクリアしたいと願っています。
その課題をクリアするための能力が『魂が喜ぶ能力』です。
課題を生きるために、うまく歯車が合うようにすることも魂が喜ぶことです。
必要ならば、病気や苦難もそれらの一つです。
あるうつ病を発症した男性のお話です。（特定できないように、少し内容は変えています。）
その男性は働き盛りのご年齢で、営業職で第一線で活躍されていた時に、うつ病を発症し、
長い期間の休職を余儀なくされました。投薬により安定はしたものの、復職するには不安があります。
彼のマスターを呼び出し、彼にメッセージをもらうことにしました。
『あなたは、この先にやることがあります。それは同じように社会で働く人のために、自分の
経験したことを生かしてアドバイスすることです。あなたはこの先に、グループの中で、導いていく役目をします。』
彼は、営業職で培った能力でもって、新たな魂が喜ぶ能力を発見することができました。
次は私自身のお話です。
私は２００９年にこの能力を得ました。
主にがんを患った方のヒプノチャネリングを行っていました。
本音を言うと、当時はとても恐れていました。それは、私の口を通して語られるメッセージを、
当時の私には理解できなかったからです。とても高次のメッセージだったので、
私には受け入れることはできないし、チャネリング中はすべてを受け入れられるのだけれども、
チャネリングを終えて１時間もすれば、完全に元の自分の次元に戻って、
『こんなひどいことがあって良いわけがない。』と怒っていました。
特に、年齢が近く、若い末期の方には同調して苦しくてたまらなくなったものです。
ただ、セッションをして彼らの魂を感じると、魂は光り輝いていました。
人によってその輝きはまちまちでしたが、その病気になったことで
より一層魂が輝いているのだということがわかりました。
ある人にとっては、今回の人生は短いものになるかもしれないけれど、
こんなにも魂は光輝くのだと、彼らを通して教えてもらいました。
彼らとの出会いが、私の心をこのヒプノチャネリングに引き戻すきっかけになりました。
あの魂の光を忘れることはないでしょう。
