
あるセッションで、「自分の天命を知りたい」という男性がいらっしゃいました。
その方は、ひとつの仕事を定年が近づくまで真面目に勤めあげてこられた方で、人生の節目に差しかかった今、
自分の本当の使命を知りたいと願われたのです。
セッションの初めに私が感じたのは、この方の持つ「素直さ」でした。
それはとても清らかで、こちらの心まで穏やかになるような心地よい感覚でした。
さらに印象的だったのは、その方の前世を見たときです。
まるで走馬灯のように、原始の世界から現代にいたるまで、さまざまな文明を生き抜いてきた姿が次々と映し出されたのです。
その中で私は、「素直さ」は単なる性格ではなく、魂が多くの人生経験の中で培ってきた、大切な才能なのだと強く感じました。
実は、これまでにも同じような「素直さ」を持つ方に何人か出会ってきました。
そうした方々の魂は、どれも美しく輝いていて、その姿を見るたびに私は「人生とはなんて素晴らしいのだろう」と心を打たれるのです。
セッションの後でご感想をいただきましたので、ご本人のご了承を得てご紹介させていただきました。
「千晶さん・織田さん本日は天気も良い中貴重な時間を作ってくださりありがとうございます。
箱の中に何があるかわからない中、開けるかどうかの覚悟を問われたときは、パンドラの箱だったらと、一瞬よぎりましたが開けてよかったです。
これから瞑想をしながら味わいたいと思います。
そもそも健康でお金にも苦労することなく平凡な生活をしていた私でしたが、定年を控え自分の天命は何なんだろうか?と、考えていたからこそ 千晶さんに引き寄せていただいたのだな ということを感じました。
セッションの中で、おぼろげながらも天命を感じられたことをとても感謝しています。
マスターへの質問の中で、自力で天命がわからないので千晶さんにお願いしたことを、何かカンニングしているような感覚を抱いていましたが、 そのようなことはなく、このタイミングであったこともわかりました。
読者の皆さんの中にも、このような理由で躊躇している方がおられましたら一歩踏み出したらどうでしょうか 私の人生で最も濃い90分間であったことは間違いないです。」