
前回のグループセミナーで「静の時間」という概念がありました。
ある方のマスターからのメッセージは、
「今は“静の時間”です」
というものでした。
物事には動くタイミングと、静かに待つタイミングがあります。
「静の時間」は、忍耐や内省のときでもあり、
心が穏やかに落ち着く時期でもあります。
私自身も、過去に「静の時間」と言われた時期がありました。
そのときはどうにか動こうとしてもうまくいかず、焦ってばかりでした。
けれど、あるときから自然に物事が動き始めたのです。
今思えば、あの時期は“焦らずに心を整えるための時間”だったのだと感じます。
今日、息子から電話がありました。
彼はちょうど誕生日で、昨日大きな資格試験を終えたばかり。
これから春の大学院卒業に向けて、人とのつながりを広げようとしているそうです。
その息子のマスターはこう伝えてきました。
「今は穏やかな時間です。
これまでを振り返り、未来の自分を思い描くのに最も良い時期です。
忙しさに流されず、この静かな時間にしっかりと自分を見つめてください。」
その言葉を聞いて、改めて思いました。
ただやみくもに動くのではなく、“静の時間”を大切にすることが、
人生には本当に必要なのだと。
思い返せば、私は30代半ばで難病を発症しました。
それまでの私は、毎日が忙しく、睡眠もほとんど取らない生活をしていました。
長い療養生活は、自分と深く向き合う時間になりました。
形はどうであれ、「自分と向き合う時間」は、
誰にとっても大切な贈り物だと思います。
もし今、「静の時間」を与えられたと感じるなら−−
どうかその時間を恐れず、大切に過ごしてみてください。
きっとその先に、新しい「動の時間」がやってきます。