ここにいるよ(物語のメッセージ)

10年以上前のセッションです。
迷いや不安に飲まれていた時のセッションで、物語としてメッセージが来ました。

Q.誘導者 A.マスター

Q.数を20数える誘導・・・。

A.白い霧が見えます・・・。その奥に木。大きな大きな木です。

Q.どこにいるのですか?

A.私は木です。大きな一本の木。
 どっしりしていて、包容力がある・・・。本当の自分です。
 本当はどっしりしている。
 この迷いは、風で枝が揺れているようなものなんだ。
 本当はゆるぎないものなんだ。

Q.それを聞いて、自信になりました。

(しばらくして、場面が変わる。)
今は、どこにいますか?

A.古い木の椅子。暖炉が見えます。そこに髭の生えたおじいさんがいます。
 彼は・・・。すごく怒っています。

Q.なぜですか?

A.外の大きな木が誰かに伐られる。開発のために邪魔になったからだ・・・。
 おじいさんは大事な木がきられることを阻止しようとして、チェーンソーを振り回している。

Q.木はどう思っていますか?

A.木は『私のために争わないで。私はきられてもいいのです。』
 一本の大木はきられてしまいました。
 おじいさんは落胆してうなだれています・・・。
 おじいさんの目に映る大木はなくなりました。
 けれど、そこには意識があります。
 目に映る木が無くなったとしても、存在し続けます。

Q.苦しんでいたのは、木ではなく、私自身でした。
 私がそこに依存していたのです。

私の妹が、自死した時、私は彼女の意識をセッションで感じました。
彼女は、裏切った男性を恨んではいませんでした。
自死したことをとても悔いていたと同時に、残された遺族に
私のために苦しまないでくださいと、何度もメッセージを送ってきました。

大切な存在をなくした、残された者たちは、深い深い悲しみにあります。
ただ、先に行った魂は、残された私たちに、幸せに生きることを望んでいます。

ゆるぎないものになりたい。


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