
これまで、私は数えきれないほど多くの人の過去世を見てきました。
以前、私は過去世を“ダイヤモンド”に例えたことがあります。
ダイヤモンドにはたくさんの面があり、光の当たり方で輝き方が変わりますよね。
人の過去世も同じで、今その人に影響を与えている面が、その時に見えるだけなのです。
だから、タイミングが変われば、別の人生がふっと姿を現すことは日常茶飯事です。
家族の過去世を長く追っていると、それがよくわかります。
時間の流れとともに影響する過去世も変わり、
現在の人生でのテーマや心境も少しずつ移ろっていくのです。
今日は、とくに「体に現れる過去世の影響」についてお話ししましょう。
体に現れる“記憶”という不思議
誰にでも、身体の弱いところ・気になる部分があったりしますよね。
実はそれも、過去世の経験が影響していることがよくあります。
長寿の方は、過去世でも長生きしていた──そんな例もたくさん見てきました。
たとえば私は、生まれつき足の甲に小さな楕円形の痣があります。
家族の中で痣を持って生まれたのは私だけ。
夏でも靴下で隠していたその痣を、マスターはこう言いました。
「あなた、そこ刺されたことがあるよ。」
まさか、と思いながらも、確かに妙に納得する自分がいました。
身体は小さな“古い記憶”をそっと持ち運んでいるのかもしれません。
美しさを恐れた女性──そして今世の姿
ある男性のケースをご紹介します。
彼はとても整った容姿の持ち主で、生まれた瞬間に「綺麗な赤ちゃん!」と
医師や看護師が驚いたほど。
青年期には、女性たちから贈り物が届く日々だったそうです。
彼の過去世を視たとき、まるで映画のワンシーンのようでした。
そこには、息を呑むほど美しい女性が立っていました。
彼女は、自分が年老いて容姿が変わっていくことを極度に恐れ、
「美しいまま終わりたい」と願い、若くして高い崖から海へ身を投げたのです。
落下する瞬間、右足首についたアンクレットが光りました。
長い茶色の髪が水中で揺れ、彫刻のように美しい顔のまま、
彼女は深い海へ沈んでいきました。
その映像がふっと消え、現実に戻ると──
彼は自分の右足首を見せてくれました。
そこには私が見たアンクレットにそっくりなタトゥーが刻まれていました。
過去の“選択”は、今にも影響する
マスターは彼に言いました。
「お酒を飲んで海に入ってはいけません。その時の記憶が戻り、海があなたを引き込むでしょう。」
彼は驚いた顔をして言いました。
「実は…何度も海や川で溺れかけています。親友もサーフィンの事故で亡くなりました。」
そして、私が静かに告げると──
「あなたは苦しくなると、自分で終わらせたくなるでしょう?」
彼は深く頷きました。
「そうなんです。逃げたくなる。今世を終わりたいって、何度も言ってしまうんです。」
過去世で自死を選んだ人は、そのテーマが今世にも“癖のように”残ってしまうことがあります。
それを知るだけで、心の扱い方が少し変わっていきます。
人は、過去で果たせなかった学びや願いを、
今もう一度体験しようとして生まれてくるのかもしれません。
そして、ある課題が終わったとき、
次の人生では違う姿・違うテーマを選ぶのでしょう。
どんな人生の人でも、ひとつだけ共通すること
どれほど多彩な過去を持っていても、
どれほど課題があっても、
どれほど姿かたちが違って生まれても──
笑顔は、必ず人を幸せにします。
自分も、まわりの人も。
今日も、どうか一日笑顔で過ごしてください。
その笑顔が、きっとあなたのダイヤモンドの別の面を輝かせてくれますから。