ヒプノチャネリングのきっかけ3(飛行機の中での催眠療法)

ここまでのお話、ヒプノチャネリングのきっかけ2(点が線になっていく)

トロントから東京までの飛行時間は約13時間。
高度1メートルでの催眠療法はとても衝撃的でした。
後にも先にも、このセッションが私の人生、いえ私たち親子の人生を大きく変えるものとなったからです。

私の息子は、萩原先生が誘導をはじめると、あまりの心地よさに、こてっと眠ってしまいました。
面白いことに、息子は催眠療法がはじまると決まって眠りこけてしまいます。
萩原先生の集団セミナーに参加した時も、ぐっすり眠ってくれるので、私は最後まで息子を気にすることなく
催眠状態でいられました。

飛行機の中にはたくさんの乗客がいましたが、萩原先生の誘導がはじまると、すぐに私は
深い深い潜在意識に入っていきました。
もう周囲の声も物音も、感じなくなり、過去世の世界が360度パノラマビューで広がりました。
赤茶色の砂煙が舞い上がり、その時代のその場所にまるで自分がいるように感じました。
そのビジョンはとてもリアルで、私が時折みる予知夢ににています。
(チャネリング以前は予知夢を見ることがあって、その夢はとてもリアルなので、
普通の夢とは違っていて、いつまでもリアルに思い出せます。)

そこで、私は2つの過去世らしい人生をはっきりとしたビジョンで見ることができました。
一つは女性としての人生で、もう一つは男性として生まれた人生でした。

現在の母とは男性で生まれていた時の人生で一緒でした。
その人生では今の母は私の父でした。

その時も、同性だったのだなと思うと興味深いです。
その時代の私の妹は現在の私の兄でした。
(実は私と兄は一つ違いですが、なぜか、幼少期から背丈が同じで私が姉と思われることが多く、
実際にずっと、兄を守りたい衝動にかられてきました。
それが、前世では妹だったとしたらうなずけるのです。)

時代は戦国時代。
私は長男として生を享けました。父(現在の母)は非常に厳格な人でした。
(現在の母は全く正反対で放任主義でした。これも興味深いです。)
当時、父はある土地の長をしていて、その跡取りである一人息子である私を、
厳しく育てていました。
私は反対におっとりした性格で(これも現在の私からすると正反対の性質です。)
そんな息子を見て、強く心配していました。

『こんな軟弱で、この戦乱の世をどう生きていくのか。立派な跡取りとして育て上げなければならない。』
と感じていることがわかりました。
催眠療法の素晴らしいのは、自分だけではなく、潜在意識下では相手の考えていることや、感じていることも
自分のことのようにみることができます。

気弱な性格で生まれた私は、剣道などよりも学問の道に興味がありました。
しかしこの家では、跡取りの私が学問をやることは許されませんでした。
『知』よりも『武』の時代だったからです。
当時の私は、自ら何かを選択する自由を与えられずにいました。私にとって、それがとても苦しかったのです。

それから時がたち、私は父の跡を継ぎました。
父が求めていたような立派な武将になりました。
しかし、その自分を眺めて、なんともいえない虚しさを感じていました。

この人生を終えて魂になったとき(死後の自分を見た時)、私は2つの思いを感じていました。
1つは『戦いは無意味だ。』といういことでした。
私が長として率いた戦いで、多くの人が命を落としたのをみて、この戦いは勝っても
負けても無意味なことだと気づくのです。勝利の栄光も、死した私の前には一切意味のないことだと
知ったのです。その時の後悔と空虚さは、形容しがたいものでした。

そしてもう一つ、私は自由が欲しかったと願ったのです。
争いの世界に身を置くことを強制されることなく、自らが選んだ道を歩みたかったのだと感じました。
その思いはひときわ強く、心に残っているのがわかりました。

その時に、私の中に1つの気づきが生まれました。
今世で母は、もしかすると無意識の中で、私に自由を与えていたのかもしれないと悟ったのです。
幼少期から、ほとんど母と一緒にいられなかったという環境に育ちはしましたが、
唯一、母は私に自由を与えてくれました。

私は高校から実家を出て、親せきの家で暮らし、高校を出てからは突然、中国に行くと言い出したり、
何をするのも自由でした。母は私に無関心ではありましたが、自由を与えたことは、
それだけではない宿縁によるものが、母の心に働いていたのだとわかったのです。。

このセッションは、それまで子供に対して愛情のない無関心だけの母だと考えてきた
私の感情を、少しづつ癒していってくれました。

この時のセッションでは、もう一つ衝撃的な体験をしました。
萩原先生が、最後にマスターをお呼びしてメッセージをいただきますから、『いくつか質問を用意しておいてください。』
と仰ってくださいました。私はそのとおりに、マスターが現れたらいくつも質問してみたいと思っていました。

『それではマスターに来ていただきます。3,2,1・・・。』
そこに現れたのは、イエス・キリストでした。ちなみに私はキリスト教徒ではなく、実家は仏教や神道とかかわりがありました。
それなのに、マスターとして現れてくださったのは、なんとキリスト・・・。初めて見ました。

ところが、あまりにもキリストがすごすぎて、
どうすごいかというと、愛が噴水のように溢れているのです。
愛といっても、到底言葉にはできないような複雑で大きな『愛』なのです。
その愛があふれているのです。
瞬時に私の中の質問は消え失せてしまって、なにが聞きたかったのかすっかり忘れてしまいました。

代わりに、私は完全に満たされて、安全で、喜びに満ちた心境になって、涙が溢れてきました。
ただただ、すごい空間にいて、愛に包まれていました。

この飛行機の中で受けたセッションは、ほかにも、今世の私が何度もぶつかってきた壁(人間関係)が、
過去世でも同じような課題をもっていたのだと教えてくれるものでした。
この時、初めて、わたしたちは生まれてきたときに前世で成し遂げたかったことや
課題を、今世もってきているのだと知りました。
そしてそこにはちゃんとしたシナリオがあるということを。

ヒプノチャネリングのきっかけ4(潜在意識はつながっている)へ続く

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